2020/02/25

ワタクシ、中学三年生の時に、
東京の西の方のヤンキータウンから、
東のギリギリの方のヤンキータウンへ引っ越しをしました。

お受験で大変な時期なのに、ですよ。
お母さんは子供が風邪をひかないよう、
毎日R1を飲ませるそんな時期に。
でもま、それは家の事情だから仕方ない┐(´д`)┌ヤレヤレ。

転入したクラスに、すごく親切な女の子がいました。
成績のいい子で、他の子曰く、
「学年一位」なんだそうだ。
彼女、勝手が違うのではと、
ワタクシの勉強の心配も親身になってしてくれたのですよ。
吹いた事のなかった「アルト笛」も、一緒に吹きながら教えてくれました。
優しい。出来がいい上に優しい。
そんな優しい子なのに、
一回
「日常茶飯事」と言おうとしてちょっと噛んだからといって、
ワタクシは以降その子の事をずっと
「ちゃちゃんじ」と呼んでいたのですが(無礼者)。
ある時、職員室をプラップラしていたワタクシ(新しい環境に馴染み過ぎ)。
先生たちの会話から偶然、「ちゃちゃんじ」が頭がいいって言ったって、
どれぐらいいいのかを知ってしまったのです。
どれっくらいかというと。
3年間ほぼずっと。
模試で偏差値80なぐらい、でした。
ワタクシ、びっくりしまして。
すぐ教室に戻って「ちゃちゃんじ」に聞きました。
5教科合計500点の内、一体何点取れば偏差値80になるのかと。
「500点か、498点」だそうですよー、みなさーん(。-∀-)ソウナンダー。
そんな出来のいい「ちゃちゃんじ」でしたが。
地元で一番の「都立高校」に進学しました。
いや、別に悪い学校ではなかったです。
毎年、何人か東大にも受かってました。
でも、どうして「都立高校」だったのか。
それは、彼女が
そこしか受験しなかったから。
ぶっちゃけ、彼女の下、
ずーっと下の学年2位と3位を奪い合っていたワタクシと別の女の子(この子もいい子だったー)ですら、
もっといい学校受けてみてたりしてたのに。
日本中、どこの名門校だって行けたはずの彼女なのに。
「なんでだよー、もう一校ぐらい凄いとこ受けなよー。
ちゃちゃんじなら、絶対受かるんだからさー(´・ω・`)」ワタクシは何度か彼女に言いました。
でも、彼女は首を横に振るばかり。
実はご両親から、
「(難関校を受けて)落ちると恥ずかしい」と言われていたようです。
また、
「受かっても、女の子は伸びないから、絶対ついていけなくなる」とも。
だから、その一校しか受験
「させてもらえなかった」のです。
高校に入ってからワタクシまた引っ越しをしました事もあり。
この東のヤンキータウンとは縁遠くなってしまいました。
「ちゃちゃんじ」は高校に入ってからもずっと優秀で、
どうやら某女子大に入ったらしいとまでは聞きましたが、
中学卒業以来、会っていません。
ちゃちゃんじ、どうしてるかしら。
きっと今ごろ、自分らしく生きているはずと信じていますが、元気でいるかしら。
仕事してるのか、お母さんになってるのか、
何してるのか見当もつかないけれど。
きっと今ごろ、自分の道を歩いているはずですよね。
なんの根拠もないんですが。
彼女なら自分を信じられる大人になってるといいな、
きっとなってるだろうなって思うんです。
そして、時々は中学の頃の事、
3年から急にふらりとやって来た、
「目つきの悪い」(転校先でけっこう言われたんですわ。失礼しちゃう、ぷっ)
多摩地区の子の事も、思い出したりしてるかなぁ(^▽^;)ヘヘヘ。
ちゃちゃんじー、今、ちなみにこっちは無職だよー👋👋👋。
みんな、それぞれ、なにかとずっと闘ってきたんです。
明日もがんばります。

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・・・しっかし、偏差値80でも女の子だからと否定されたら、
日本国民、いや世界の女子全否定だがや・・・(。-∀-)

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