2020/06/30
鬼がいた。

みなさん、ヘルニアってなった事ありますか?
ワタクシは腰も首もやった事があるんです。
病気自慢をしたくなったら、
働き過ぎで病んできたか、
年を取ったかどっちかなので気を付けようね(・´з`・)。
初めて腰のヘルニアになったのは、
初の営業さん稼業に奮闘していた時の事でした。
毎日のように入れ替え用の商品や資料の大荷物を持って、
神奈川県→都内数店舗→神奈川県と、半日足を棒にして回っておりましたら、
ある日突然腰が立たなくなりました。
徒歩15分の駅まで、30分経っても到着しない・・・(。-∀-)
丁度目の前が病院だったので、
駅に行くのはあきらめて、這うようにして病院の門を叩きました(タスケテー)。

ヘルニアって、よく聞く病名なので、ワタクシなめておりました。
よもや、
こんなに痛いとは。
電車に乗っていて、
ガタンと揺れるだけでも激痛が走って、
座席の上で飛び上がりかけるほどでしたよ。
それでもワタクシ、
店舗周りを続けておりました。
荷物の重さも大して変わりません。
お店が社長案件を嫌がっていた理由の一つに、
店の「稼働率」が落ちるからという事がありました。
毎月、店面積をベースに売上や在庫データを取られて、
店長会議でああだこうだ言われるのですが、
あんまりにねほりんはほりんなので、
そうなるとみんな、
「死に棚になっている一角」、
ワタクシの担当商品の場所ですが、が目障りでしかたない( ゚д゚)ヤムヲエン。
なのでワタクシ、
「データ集計の直前には在庫を一部引き取る」
のを条件に、
あれやこれやさせてもらう事としておりました。
なので、月に何度か、
大量の返品伝票を切って商品を持ち帰り、
また翌日には新しい伝票を切って商品を持ち込む、
という非効率的な事をしておりました。
その時はそうするしかなかったのです。
とはいえ、
一人でこの作業をするのはヘルニアンには辛かった( ノД`)シクシク…
なんとかせねば、でも・・・と悩んでおりましたら、
ある日、ワタクシの席に社長がお出ましになられました。
「〇〇くん、ヘルニアになったんだって?」
見ると、こちらを覗き込むように、腰を横に90度かがめております。

こんな感じ。こんなカワイクないけど。
「あ、はい」
「ボクもさー、お友だちがやっぱりヘルニアになっちゃったんだって」
「はあ」
社長なんでか、

まだこの格好のままです。
「どうすんのこれから」

「・・・一応リハビリ行ってるんで」
「友だちがさー、」

「もう、こうなっちゃったまんまなんだって。
体が曲がっちゃって。治らないらしいよ。
女の子でそんななっちゃって、どうすんのー」



そっか、それが言いたくってさっきからその姿勢・・・
特大(#゚Д゚)マッケンロー!!
よっ、ひさびさ出ました(゚∀゚ノノ゙パチパチパチパチ。
あの時、ワタクシにもうちょっと知恵があったら。
「そうですね、もうダメかもしれないんで、労災申請しますね」
ぐらいニッコリ微笑んで言ってやれたのにヾ(:3ノシヾ)ノシ。
でもさ、
この人、どうして人を傷つける事しか言えないんだろう。
しかも病人とか弱い立場の人に対して、差別と偏見しかないタイプの人なんだなっと。
ああ、ここに鬼がいる・・・
そう思って( ゚д゚)ポカーンとしちゃって。
「あ、もしそうなら、それ違う病気じゃないですかね。
ヘルニア、普通は治りますんで」
とだけ、まだ( ゚д゚)ポカーンとしたまま言うのが精一杯でしたよ。
ほんとに治ったけどね。
でも、治らない病気にもケガにも、
常識的な対応ができる、そんな人にワタクシはなりたい。
明日もがんばります😉。

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「大丈夫?」の一言さえも、その後も結局ありませんでした・・・
お前そんなんで大丈夫?と、こっちから言ってやりたいが( ´∀` )。

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