2022/08/23

ワタクシ、美容院でのアシスタント業務の一環として、
お客さまの首肩マッサージをさせて頂く事となったのでしたが。

その方。
首から肩、肩甲骨の下の辺りまで、
「ハリ」が尋常ではありませんでした。
一枚の鉄板のようで、まったく指が入りません。
フライパンを押しているような感触・・・( ̄▽ ̄;)
「すごい、こってますねー」
思わずお声がけをしましたら、
ご自身でも「そうなんです(*-ω-)」と。
「この前、
通ってた整体一軒断られて」
(*‘∀‘)・・・
冗談ともつかない事を仰るのですが。
ですが、それも嘘とは思えない程、まるで歯が立ちません。
力不足で申し訳ないのですが、ワタクシこういう時は無理は致しません。
整体師ではないので、かえって無理にどこか押しすぎて、
逆に筋を痛めたりしては大変ですから。
そのつもりで、さささと適当なところで切り上げようと、
一連の流れから終りの動きに入りかけたところ、
少し離れたところからこちらを見る、店長の視線に気づきました。
「(ま・だ!)」口がそう動きました。
はっΣ( ̄□ ̄|||)?

ワタクシ、訳の分からぬまま、マッサージを続けて更に十分ほどが経ちました。
時計を見上げて再び手を休めかけましたら、
今度は鏡越しに、いつのまにやら斜め後ろに立っていた店長がワタクシをじっと見ております。
「(ま・だ!)」なんでっΣ( ̄□ ̄|||)?
その繰り返しを重ねる内、
軽く半時間が過ぎておりました。
お客さまはなんの遠慮もなく気持ち良さげにウトウトしておられましたが、
ワタクシ、脂汗をダラダラかいておりました。
手を緩めないよう、店長がつかず離れず見ているので、
気の抜きようもありませんでした。
ワタクシ、さっきからむかっ腹が立っており、
歯が立たないながらに力任せで、
他人さまの背中をギューギュー押しておりましたが。
でも、その一方で、
なんだかうすら寒い気持ちも覚えておりました。
店長、
一部のお客さまに、
過剰に、いや異常に配慮しているような気がしたのです。
常連だからとか、商店街の方だからとか、
そういう事とはなにか違う目線のように思われてなりませんでした。
正直美容師にとって、
お客さま≒お金です。
そのため言いたい事も言えなかったり、
失客を恐れてたまには余計なサービスまでしてしまう事は、人間ですもの、
ままある事ですが。
でも、
なんか違う。
この人たち、
ただの客ではないんでないのか。ワタクシ、結局一時間ほどマッサージをさせられました。
少し眠られてスッキリしたようで、
お客さまはさっぱりした顔で帰って行かれました。
帰り際、
「じゃ、〇〇日に」と、その方「も」店長に、どこかの会場らしい場所と予定の確認をして行かれました。
このやり取り、もう何度見たか分かりません。
お見送りをして戻って来た店長はワタクシと目が合うと、
なにも言わず、すぐ目をそらして奥に消えてしまわれました。
(*‘∀‘)・・・
今日もがんばります😉。
※ブログ拍手へのいつも優しい!コメントも、ありがとうございます♪
(楽しく拝読してます!)
普通にコメント欄に、書ける人は書いて下さってもいいんですよー!

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美容院でマッサージしてもらう事、
当たり前のようにあると思うのですが。
ただ、美容の仕事に整体の勉強はついてきません。
まれに、そういう事が好きで極めている子もいなくはありませんが、
普通はお店に入ってから先輩に教わる、ぐらいのレベルです。
ですので、
逆に「やり過ぎないよう」、
素人がやる事で問題にならないようにと注意されるのでしたが。
そして、ワタクシの指だって仮にも商売道具、
店長は実はそういう事に気が回らない、
というか非常に視野が狭くなっていて、
ある事のため、以外の事はどうでも良く、
そのための犠牲は問題にならない
のだと後で気づいたのでしたよ・・・
次回、姑みたいでゴメンなさいだよー(・∀・)♪

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